私は、そもそも高速料金の大幅割引・無料化政策が、諸悪の根源だと思う。
まず、政策の目的と実現方法がおかしい。
本来、高速料金の割引は、地方で建設された、
あまり使われていない高速道路の利用促進ではなかったか。
たしかに、地方では競合する交通機関も少なく、
交通インフラも整っていないという事情がある。
しかし、ほぼすべての高速道路で料金を大幅割引・
無料化すると、周囲への影響が大きすぎる。
それなのに、今回の高速道路大幅割引政策に先だって、
JR、フェリー各社、バス会社などへの影響を、
事前に見積もっていたとは到底思えない。
真っ向から対立する政策ではないか。
四国への3つの橋は、はっきりいって金銭のかけすぎだ。
(とくに今治ルートは、地元出身の衆議院議員のO.I.センセー
が建設大臣の時に着手されていて、利益誘導が露骨だった。)
そして、その橋のせいで顧客を奪われたフェリー各社は、
各種割引などで涙ぐましい経営努力をしている。
その経営努力でも、高速料金の大幅割引による減収は
カバーできないのだという。
私は、高速道路の料金割引を見直し、従来通りの料金を徴収しすべきだと考える。
そのかわり、徴収した料金の一部を、環境目的税などに
してしまえば、よいのではないか。

